こちらは「アメリカ国立公園の観光と、おしゃれして街歩き」
という両方の場面で履くことができる靴を見つけてもらうための記事です。
国立公園は自然を歩きます。
そんな足場の悪い道には登山靴(トレッキングシューズ)がぴったり。
だけど・・
山歩き用の靴はしっかり安定感があるので、街で履いていると少しゴツく見えてしまうのが気になる・・
登山靴の機能性がありながら、街歩きにも使える靴。
天気を気にしなくてもいい靴だったら、もっと便利!
1足あれば、一石三鳥みたいな願いが叶う!
そんな靴を探しました。
靴をセレクトしたのは

F田パパ
当ブログ筆者の旦那であり、アメリカ好き、ニューヨーク好き。
もう一度行きたい国立公園はイエローストーン。
ファッションとHIPHOPカルチャーが大好き。
防水・トレッキング・おしゃれな、シューズ

アメリカ国立公園を旅行するための靴選びにまず第一優先で大事なこと。
それは柵や手すりが無い、落ちたらとても危ない場所で安全に過ごせる靴であること。
それを踏まえた上で、靴に必要な機能性を考えました。
ですので実際に履いてみないとおすすめできない!と、店頭で履き比べ、
まず上記の機能があるかを確認しました。
そして良かった靴のシルエットを確認し、ファッションに合う靴を選びました。
SALOMON 【XT-6 GTX】

“出典:アマゾンジャパン”
<人気と実力を兼ね備えるサロモンの中で、機能性はそのままに、ファッションに合わせやすいデザインに仕上げてある逸品>
\XT-6 GTXの特徴①/
100km以上走る超長距離レースのトップアスリートからも支持される、機能を備える靴であること
その人気は実力が伴ってこそ。
サロモンの靴は
この2つの機能がとても秀逸です。
今回、様々なSALOMONのシューズを履き比べました(XT-6やXT-4など10足程度)
まず、滑らない為の一番大事なラグソール。
しっかり地面を捉えるためソールにしっかり突起があり、滑りにくい仕様になっています。
ソールクッションの厚みは分厚くなく、しっかり地面を捉えている感覚があります。
ランニングシューズのように走りやすくサポートしてくれる形のソールの傾きもないです。
前傾姿勢になりにくいので、一歩一歩確認しながら歩く場面でバランスを安定させるのに最適です。
そしてクッションが厚くはなくても、十分衝撃は吸収しているように感じます。(すごい!)
クイックレースは細い紐状の為、シューっと上から引っ張り上げると、一発で心地よい包まれ方に調整が可能になります。
(これがとても便利!!)
靴の形の特徴として、足先はゆとりがあり土踏まず周辺がシェイプされ、
またカカトもピッタリ包まれる様になっています。
きついという事では決してなくて、足と靴とのフィット感がとにかく良いです。
靴の中で足が動いたりしません。
トップアスリートから支持されているのも納得の履き心地です!
\XT-6 GTXの特徴②/
街履きにも使える、ファッション感度の高い靴であること
昨今のトレイルランニング系、テック系と言われるスニーカーの火付け役ともいえるブランドです。
その中でも一番人気の「XT-6」は2012年発表から10年以上、
ファッション感度の観点からもフューチャーされ続けています。
とにかく人気が高い『XT-6』、新色や定番も再入荷することもありますが、完売スピードも早い。
もし狙っているカラーやサイズがありましたら早めの購入がオススメ。
サイズ感はフィット感もありやや細身に感じる方もいるので、
ご自身が甲広だと思う方や、厚手の靴下を履く場合はハーフサイズUPくらいのイメージが良いかと思います。
(F田パパはマイサイズ27.5でちょうど良く、ハーフアップ28だと少し余裕を感じました。)
Nike 【PEGASUS TRAIL 4 GORE-TEX By You】
“出典:ナイキジャパン”
▲上の画像は「NIKE BY YOU」でお試しデザインしてみました
<NIKEのゴアテックス搭載、トレイルシューズは柔らかい履き心地。BY YOUでオリジナルカラー作成も可>
\PEGASUS TRAIL 4 GORE-TEXの特徴①/
リアクトミッドソールで、弾むような履き心地とスムーズな体重移動・足運びが可能
「ペガサストレイル4ゴアテックス」は足首を包み込む「ハラチフィット」タイプでピッタリフィットされ、
脱げにくい仕様になっています。
またソールは耐久性の高い「React(リアクト)」素材を採用。
足にまるで吸い付いているかのようなソールで、
足を前に出すとスッスッと前に進むような体運びがとても歩きやすいと感じました。
\PEGASUS TRAIL 4 GORE-TEXの特徴②/
スッキリとしたアッパーデザインで、トレイル系特有のゴツゴツ感が苦手な方にピッタリ
ペガサストレイル4ゴアテックスはスニーカーの雰囲気で履けるのが良いところ。
ゴアテックスの靴はどのメーカーも色が偏りがちの中、
ゴアテックスを搭載しながらも自分だけのオリジナルカラーを作れる「NIKE BY YOU」は貴重です。
ただひとつ、注意点があります。
フィットはしていますが、ガッチリした靴ではないので、
ゴツゴツした岩場や山登りには向かないかもしれません。
その代わり靴自体の硬さが感じにくいので、硬めの靴が苦手な方には履きやすい靴になります。
サイズ感は、通常ご自身で履いているサイズと同じで大丈夫かと思います。
ご自身が甲広だと思う方や厚手の靴下を履く場合はハーフサイズUPくらいのイメージが良いかと思います。
On 【CLOUDWANDER Waterproof】
<沼る人続出!!!の履き心地「On」 を街からトレイルまで網羅した万能な靴!>
\CLOUDWANDERの特徴は何といっても・・!/
クッション性は今回選んだスニーカーの中でもナンバー1!しかし、宙に浮きすぎず、地面との接地面を程よく感じられるモデル
一度履いたら病みつきになるヒト続出…?!スイス発のランニングシューズに強みを持ったブランド「On」
始まりが輪切りにした水撒きホースをソールに接着した、、という逸話ですが、まさにそれを体感する事の出来る
商品の名の通り「雲の上を歩くような、弾む・跳ね返る」
素晴らしい履き心地!!
Onの靴はクッションが強い商品が多いです。
その為、少し宙に浮いている感覚、走るためのサポートの為、前傾姿勢になりやすい靴がほとんどです。
しかし、このクラウドワンダーだけは、オンのトレッキングシューズの中で前傾姿勢になりませんでした。
今回ご紹介しているサロモンやナイキなどの靴の中でも、クッションニングのサポートを一番受けて歩けるのはOnのクラウドワンダーです。
歩く時に安全でありながら、クッションは強めがお好みな方はクラウドワンダーがおすすめです。
甲の部分はというと登山靴特有の硬い感じは少なめ、
しかしサポートは感じる仕様になっています。
正直申し上げると・・
当初 (たぶん10年ぐらい前?) 店頭で見かけた時、ソールの見た目のデコボコした形状に抵抗あったのですが(Onさんごめんなさい)
近年あまり気にならないデザインに進化されていて、トレッキングシューズの履き比べをしている中でチャレンジしました。
すると、あまりのクッション性と歩きやすさにすっかりハマってしまい、
世界にNEW YORKと東京の2店舗しかないという直営店へ向かい、30分以上並んで(大人気!)
沢山試着してみました。
直営店は海外の方が7~8割で、
その場でどんどん買われていく方がほとんど、どんどん無くなっていきました。
試着している時に伺ったのは、今回ご紹介したクラウドワンダーは、トレッキングシューズの中で旧モデルだということです。
ですので、東京の直営店にも置いてありませんでした。(私はたまたま違うお店で試着できましたが、再び行ったら売り切れてました)
しかし、Onのオンラインショップや楽天市場などまだ残っていますので、気になられた方はお早目にお願いします。
サイズ感は、通常ご自身で履いているサイズと同じで大丈夫かと思います。
ご自身が甲広だと思う方や厚手の靴下を履く場合はハーフサイズUPくらいのイメージが良いかと思います。
SALOMON 【XA PRO 3D V9 GORE-TEX】
<サロモンのアウトドアシリーズ。機能面に対して価格がお買い得!>
\XA PRO 3D V9の特徴は何といっても・・!/
サロモンのゴアテックスでトレッキングシューズとしての機能バッチリ。迷ったらこちらを選べば間違いなし!
前述にも登場した「サロモン」2つ目は「XT」と並ぶ人気シリーズ「XA PRO 3D V9」をチョイス。
ファッション視点としてもXTと被らず、
オールブラックのモノトーンカラーや、一見派手に見える組み合わせのカラーリングも
シックなワントーンコーデやデニムなどカジュアルアイテムにも不思議とピッタリはまります。
アウトドアだけでなく、タウンユースにもしっかりマッチします。
(F田も写真の黒と黄色のカラーを履いていますが、オンライン画面で見た時は履きこなすの難しそうかな・・思っていたのに試着したらあらびっくり!たまたま履いていたデニムにもアクセントとして合う!と気に入って購入しました。)
そしてサロモンの靴の魅力は・・
どこをとっても優秀で、1足で全て賄えるスニーカーです!
サイズ感は、通常ご自身で履いているサイズと同じで大丈夫かと思います。
ご自身が甲広だと思う方や厚手の靴下を履く場合はハーフサイズUPくらいのイメージが良いかと思います。
人気の「XTシリーズ」もモチロン良いですが、ちょっとニッチな「XA PRO」はサイズも揃っていて、かつデザインバランスが秀逸なのがいいところ!
機能性とデザイン、GORE-TEX搭載も考えると総合的にとてもお買い得な靴ですので、ぜひ一度お試しください!
国立公園用の靴 Q&A

アメリカの国立公園で履くときに気になる事をお答えします。
(私が気になったことをF田パパに回答してもらいました)
Q1:靴に合わせる靴下はどんなのがいいかな
A1:山登りには厚手の靴下が定番ですが、アメリカの国立公園は訪れる時期によっては厚手の靴下だと暑すぎる場合もあるかと思います。
基本普段履いているような靴下やスポーツ向きの機能性タイプ、靴下の丈をクルー丈などにすると靴擦れや膝下のケガを防止したり、靴のベロのアタリを和らげる効果があるのでオススメです。
Q2:ゴアテックスなど防水仕様の靴に事前に防水スプレーをかけておいた方が良いの?
A2:靴表面上にゴアテックス生地そのものが出ている訳ではない靴がほとんどなので、ほこりや泥汚れ等キレイにした状態で防水や撥水スプレーを吹きかけておくと靴の寿命が延びる為、手入れとしてやっておいた方がいいです。
防水スプレーはフッ素系がおすすめ。
Q3:砂が入りやすい所を歩く場合はミッドカットの靴の方がいい?
A3:ミッドカットの靴の方が足首から砂が入りにくいのは確かです。
アメリカの国立公園ではローカットでもいいのではと考えています。
靴本体が目の粗いナイロンだと足先からも侵入する恐れがあるので、今回選んだような4つのタイプの様な物やつま先のマッドガードが付いているようなタイプだとより安心です。
Q4:国立公園で履くと靴が汚れるじゃない、街で歩く時は少しキレイにした状態で履きたいのだけど、どんなケア商品を持って行ったら良いと思う?あまり沢山は持って行きたくないな・・
A4:使い切りのクイックワイプの様な物が便利です。
洗浄成分がタップリ入っている為ソール周りも綺麗に落とせます。
トラベルキット用の化粧水の様な個包装なので、持ち歩きにも便利です!
今は100均や洋服のリユース販売している店舗のブックオフ等でも販売している物もあるので、まずはお試ししてみて。
最後に

私も国立公園と街歩き、両方に使える靴を探していました。
2012年にグランドサークルを旅行した際は、見た目も好きなランニングシューズを相棒として履いて行きました。
ランニングシューズは歩きやすいのだけど、砂地で滑ることがあり、そのことがずっと引っ掛かっていました。
私が今まで歩いたアメリカの国立公園の中で、一番滑らない靴で行きたいのはアーチーズ国立公園のデリケートアーチのトレイルです。
2012年デリケートアーチを訪れなかったのですが、もう一度訪れる機会がある時には、今一度滑らない靴を探さないといけない!と思っていました。
そして今回、今販売している靴のラインナップからどの靴が良いのか調べようと思いました。
自分もこの一足さえあれば安心!という靴に出会いたかったので、他にも同じような思いを抱えている人がいるのでは?と思い、
代わりに探そう。そしてお伝えしようと思いました。
おかげで自分も靴を見つけることができました。
早速アメリカの国立公園で履いて試せたら一番良かったのですが、そう簡単にアメリカの国立公園に行けるはずもなく・・
日本で、砂地を探して、検証してみることにしました。

バスケットゴールがある所が砂地だったので自主練をして検証しました。
ゴール下シュートを連続でやったり、ランニングシュートのジャンプの踏み込みはどうかなど。
違いは反復横跳びが一番わかりやすかったです。
トレッキングシューズはやっぱりきちんと地面にかんでくれて、足が踏ん張れました。
滑りやすいというキーワードは外バスケでも気になっていたので、トレッキングシューズって良い!と発見がありました。
追記:
私はサロモンのXA PRO 3D V9 GORE-TEXと、オンのCLOUDWANDER Waterproofの両方を愛用しています。
そして今の自分はアメリカの国立公園旅行の相棒として持って行く一足はサロモンと決めています。
オンのクラウドワンダープルーフは実は普段履きとして大活躍しています。
クッションが歩きやすくて、超お気に入り。2色持ちして大事に履いています。
防水仕様の靴は突然の雨にもへっちゃらで、もう他の靴があまり履けないかも・・というぐらい。
普段履きとしては2万円ぐらいしちゃうので自分の中では勇気がいる価格だったのですが、
天気も気にしなくて良い靴というのはこんなに快適だったんだ、と日々感じています。
※こちらの記事は過去、訪れた国立公園などでの体験したことがベースになっています。
訪れた国立公園系リストです↓(リンク先は体験記です) 砂地や乾燥地帯が多かったです。
