この日の旅程はイエローストーンからずーっと東方面にインターステートを走ります。
ただそれだけの日程なのでのんびりしていたのですが、そのせいで通行止めにひっかかってしまいました・・
イエローストーンを出発
宿泊していたマンモスホットスプリングからインターステートに出やすい出口のあるイエローストーンレイクという湖を目印に向かいます。
チェックアウトをし、時間に余裕もあるのでイエローストーンレイクに立ち寄ることにしました。

湖にはだーれもいませんでした。貸し切り状態です。
少し写真を撮ったりして、すぐ車に戻りました。
イエローストーンレイクのレイクビレッジという地点からFederal⑭という道でまずはcodyという町を目安に向かいます。
所要時間はcodyまで大体2時間弱ぐらいの予定でした。
予定の道が道路工事で通行止め
では、イエローストーンとさらば!とゲートに向かっていると、何やらゲート付近で車がつながって止まっています。
しかもレンジャーさんが一台一台説明して、次々とUターンしています。
「嫌な予感・・」
とうとう前の車もUターンしてしまいました。
私たちの車の番になりました。
レンジャーさん「Hello!」
旦那さん「ハロー」
レンジャーさん「ぺらぺらぺーーーら」
前にある看板を指さし、{10-18closed}みたいなことが書いてあります。
その時間工事でここから先は通行止めになっているとのことでした。
「えっ・・」
今10時過ぎてる・・(のんびりしてたから・・!!)
レンジャーさんがどこに行きたいのかみたいなことを聞いてくれて、地図を出したらペンでcodyまでの迂回路を引いてくれました。
レンジャーさんにお礼を言って、私たちもUターンをしました。

しかもついてない、通行止めはもう一か所あった為さらに迂回するはめになりました。

レイクビレッジからコディへの道は冬期閉鎖と地球の歩き方に書いてあったので通れないのは冬だけだと思ったら工事で閉鎖とかもあるんですね。
実は今回通った迂回ルートも冬期は閉鎖だそうです。
冬にもしも同じ様にイエローストーンからマウントラッシュモアに行きたい場合は大分迂回しないとマウントラッシュモアまで行けなそうです。
冬に行くのは大変そうなのでやめておこうと思います・・
イエローストーン国立公園のホームページで、道路状況が確認できるページがありました。

迂回ルートは山越えでした
自分たちの泊まっていたマンモスホットスプリングスを通過して(!) 振り出しに戻るだ!
ノースイーストエントランスからイエローストーンを出ました。
迂回ルートはきれいに塗装されていなくて、山越えの為スピードが出せませんでした。
しかもみんなこの迂回ルートに流れている為、前に走る車の砂ぼこりが舞っている道を他の車と連なってどんどん進んで行きます。
皆のスピードに合わせて進んでいたので私が運転してなくてほんとに良かった!と一人思いました。
イエローストーンレイクを出たのは11:15。
結局codyに着いたのは15:40。
2時間弱の予定が4時間半もかかってしまいました。
この日の最終目的地であるシェリダンの宿を予約しているわけではなかったので、宿探しのことも考えると暗くなる前には着きたい・・
コディからは塗装されたインターステートの道だったので遅れた時間を取り戻そうと、休憩も無し(またもや!)で旦那さんは頑張って運転してくれました。
そんな車の運転中休憩を取れない時の私たちは、HARIBOの熊グミで眠気防止と腹を満たすというやり方をしていました。
ハリボグミはアメリカも色々種類が売っていましたが、熊のシリーズが一番噛み応えがあり、空腹も満たされつつ、咀嚼で眠気対策にもなって重宝しました。
▼日本から眠気覚ましのお薬を持って行くという手も

陽が暮れる前に目的地シェリダンに到着
そして、何とか18時前にシェリダンに着くことができました!
さて、次は宿探しですが、シェリダンのモーテルどこにあるかな~と車を走らせます。
旦那さんがうわさで[motel6]は安くて中々良いということを昔聞いたそうで、
ちょうどモーテル6の看板が車窓から見えたのでそこにしよう!と即決で車を駐車場に入れました。
シェリダンのmotel6は新しくできたばかりなのか、すごく綺麗でした!
その後motel6が気に入って何回か利用しましたが一番きれいでした。
受付のおねーさんも良い人だし、お部屋もシンプルでとても清潔でした。
チャイニーズレストランでお米にありつけた!
落ち着いたところで晩御飯を食べに行こうと車で外に出ました。
そんなに大きい街ではないので、ハンバーガー系のチェーン店とかあったらラッキーかな~みたいに考えてお店を探しました。
この時運転していたのは珍しく私で(旦那さんは長距離運転で疲れてたので・・)
何となくあっちの道に行ってみようと旦那さんから言われたのに私が何故か一本路地を間違えて曲がってしまいました。
すると一軒、中華レストランが!!!!
もしや、もしや!!
おコメが食べられるのでは?!!
ソッコーで駐車場に車を停めました。
入るとそこはBuffetなのだそうで、フォークとスプーンを渡されました。
店員さんが中国の方かな、と思ったのでお箸のこと通じるかな?と思い
お箸ないですか?と指2本でラーメンをすするみたいなジェスチャーをしてみた所、
店員のおねーさんは英語で「あぁ、チャップスティックね」と笑顔で出してくれました。
お箸はチャップスティックと言うのか。この時覚えた単語です。
席に着いて早速食べ物を取りに行きました。
ちゃ、チャーハンがある!! コメ!!!
野菜炒めもある!! あったかい野菜!!!
米やら温野菜やら温かいスープやらに飢えていた私たちはがっついて食べました。
旦那さんは初めにお皿に山盛りのチャーハンのみを持ってきて、
「そんなに食べれるの?」と聞いてみましたがペロリと平らげました。
お米もタイ米みたいに細長いタイプで、日本にいたらパサパサーなんて思ったと思うけど、
すごーーく
すごーーーーーく
おいしかったです・・
ちょっと涙出そうになったんですよ、日本人は米が無いとダメなんだ。と痛感いたしました。
「一体何日食べて無かったっけ?」
「えーと8/31が2回あるじゃん、だから・・9日間ぐらいだね」
「そうか・・ここが無かったらどうなってたんだろうね・・」
お米をお腹いっぱい食べて帰り際に店員のおねーさんが折り紙みたいなクッキーをくれました。
フォーチュンクッキーでした。
つたない英語とジェスチャーになっちゃたけど、「美味しかった」「チャップスティックめっちゃ良かった」「ありがとう」と伝えずにはいられませんでした。
おねーさんは笑顔で聞いてくれて最後に「Bye」と言ってくれました。
このシェリダンでの経験から、この旅のドライブ時はチャイニーズレストランを見かけたら必ず食べるというルーティーンになりました。
中国の人はすごいなぁと実感したのですが、探してみると観光名所の付近の街には割とあることがわかりました。(特に南部の方?)
日本食のお店は少ないかもだけど、チャイニーズレストランでもお米が食べられるという安心感はこの後の旅の気持ち的にもとても救いになりました。
お米を食べられる場所として、チャイニーズレストランは現地でぜひ、探して欲しいです。
もしくは、日本からアルファ米 ※1とふりかけとインスタント味噌汁を持って行ってください。
なんとか組み合わせて、お米が摂取できないときはそれらでしのいでください!
※1アルファ米は、お肉が入っていないタイプをお選びください。入国審査で没収されない為です。
まとめ
ドライブ中のトイレ、分かれ道に続き通行止めと立て続けに車移動での予定外のことが起こりました。
これ以上何か起こることは無いようにと願いながらドライブ旅を続けました。
アメリカでお米が食べられる所に「中華レストラン」という選択肢が抜け落ちていました。
看板を見て初めてチャーハンがあるじゃないか!!と気付いたのでした。
お米は長旅には必要不可欠です。心から思いました。
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