アメリカ周遊⑥ザイオン国立公園を観光、緑がある場所でした

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初めてのレンタカードライブで、初めての国立公園になるザイオン国立公園に到着しました。

ザイオンは雄大な岩々を満喫できる場所。

赤い台地とは違う、緑や川がある場所でした。

連結バスに乗ってザイオン観光スタート

ビジターセンターで園内バスの情報を確認し、

ザイオン国立公園の奥の見どころへ向かいます。

ザイオン国立公園の場所と口コミはこちら

ザイオンは環境を守るために排ガス規制を行っていて、

車で観光名所のある奥の方まで入れない為、国立公園のバスを利用することになります。

車をビジターセンターの近くの駐車場に停めたまま、

「ZION」と書かれた白い連結バスで観光名所まで行くことができました。

連結バス。みんなこれに乗って奥まで進みます

ちなみにこの連結タイプのバスはアメリカの街中とかでもよく見かけました。

(当時は日本で連結バスを見たこと無かったので新鮮でした)

このシャトルバスは運行されている時期が決まっており、

シャトルバスのスケジュールも公式のホームぺージで確認できます。

公式ホームページのシャトルのスケジュール

ザイオンは人気がある国立公園のようです。

観光客が沢山いますのでバスもすぐいっぱいになって割とすぐ出発です。

バスに乗りながら雄大な景色をながめていきます。

バスの座席は日本のようにふかふかでは無く、プラスチックのつるんつるんです。

(このバスや電車のつるんつるんの座席が乗ってると割と安定しなくて、きもーーちお尻が滑るんです。)

バスの運転手さんが沢山ガイドしてお話してくれていたのですが

英語はちんぷんかんぷんの為わからずでした。 

なので周りの人たちが右を見たら右見て、左を見たら左見て、と

一応アレのことかな?と見ていました。

バスの途中で沢山というか、ほぼ全員が降りていた場所がありました。

私たちは地球の歩き方に載っていた「ウィーピングロック」という場所を目指していたので、

「何か人いなくなっちゃたねぇ」なんて言ってたぐらいでした。

でも、旅行から帰ってきてから気づいたのですが、

そこは記念撮影の場所だったのでは?

ザイオンを代表する岩々が眺められる場所だったのでは??と。

結局みんながバスを降りた所がザイオンの一番の見どころでもある「司教の宮殿」だったみたいです。

私たちは完全に見るのを逃しました!!

ザイオンといえばこんな景色ですよね・・ポストカードにて・・ここが司教の宮殿と呼ばれている名所です。なぜ見なかったんだ・・

私たちは誰もお客さんのいないウィーピングロックのバス停で降りました。 

ウィーピングロック

バス停から見どころまで歩きます。そんなに距離無かったかと。

ウィーピングロックは、大きい岩から水がしたたり落ちる場所でした。

まるで小雨の様な霧状であったり、ポタッポタッと粒が落ちてきたりしました。

あら?

もうちょっと神秘的な?

景色を勝手に想像していただけに、

あら~こんな感じか〜と思ってしまいました・・

道理で誰もいないわけか・・

でも、ウィーピングロックから眺めたザイオンの岩々は、(有名なポイントと違って)開けた景色ではないので、

すきまからちょっと覗く雄大な岩壁。

というかんじでそれはそれで思い出になっては・・います。

途中、フィルム交換をした際新しいのがうまくセットされてなかったらしく光が入ってこの色です。ウィーピングロックを背にザイオンの岩々
感光してこちらもすごい色ですが・・こちらがウィーピングロックです

ウィーピングロックの場所と口コミはこちら

ナローズの川へ行ってみる

キャニオンラインのバスにもう一度乗り

「テンプル・オブ・シナワバ」というザイオンキャニオンの終点で降りました。

そこでは「ナローズ」という、

岩々をぬって流れる川を棒を使って歩いて遡っていく。というトレイルができる所があります。

ナローズの場所と口コミはこちら

ナローズのスタート地点場所の川へ向かう途中、木の棒を持った人とすれ違いました。

パンフレットにナローズの写真がありました。こんなに深い川を上るのとても大変そうです・・

ナローズ、ちょっとは挑戦してみたいね、と思って川の方向に向かっていました。

が、そんな軽い気持ちでできるものではない。

とすれ違う人達を見て思いました。

体力のありそうな人たちが疲れた表情をしていたから・・

ナローズの先にはこんな景色が見れたんだと思います。これはポストカードです。

ここまで来たのでナローズは出来ないけど、とりあえず川まで行ってみることにしました。

ナローズの川

ナローズの川は川幅の大きい川ではありませんでした。

せっかくなので一応川に入ってみました。 

川は太陽もさえぎる大きーーい岩肌に流れており、

日陰の水は冷たく

苔がぬるっとする石で足つぼに痛みを覚えながら、

川の真ん中にあった小さめの岩までの往復だけしました。

陽が陰ってたので冷たく感じました

ナローズをするならば早い時間のスタートで、それなりの覚悟と準備が必要だ

と感じました。

ザイオンのお土産

ザイオンを満喫した気になっていたので、ビジターセンターへ戻りお土産を買うことにしました。

せっかく沢山の国立公園を周る予定なので、

各国立公園で揃えれそうな物がいいな!と揃えられやすそうなピンバッチを旦那さんが集めて、

私はキーホルダーと絵葉書を集めることにしました。

ピンバッジ
キーホルダー
ポストカード。この絵柄の国立公園シリーズがすてきで揃えるのが楽しかったです
ポストカード。素敵な場所

▲上のポストカードの景色ですがどこだったんだろう、と裏面を見たら情報が載ってました。

「Concave canyon walls frame delicate pools left behind by spring snow melt in Zion’s backcountry」と書かれています。

googleで調べてみましたがわからず、

写真に撮ってgoogleレンズで試しに調べたら

この写真を撮った「Tom Till」さんのアートギャラリーの情報と場所が出てきて

Subway Poolsという所だと判明しました。

googleレンズ便利!!

今日の泊まる宿を探さなきゃ

お土産を買った後は、

本日泊まる宿を日本から予約していないのでこれから探さなきゃ、と国立公園を出ました。

初めての当日の宿探し。

AAAのツアーブックにザイオン周辺のモーテルの場所と、

大体の価格情報がいくつか載っていました。

そのなかのひとつ、「Zion Park Motel」に当たってみることにしました。 

ここは国立公園出てすぐにあるので立地がとてもいい所でした。 

適当な場所に車を停めて、フロントに空き状況を確認しに行きます。

フロントにはおばちゃんが一人でいて、何だかホテルと違ってアットホームな雰囲気。

空きはあるということなので、おいくらですか?と聞くと$75と言われました。

AAA本に載ってた参考価格がこの時期$75-122と書いてあったので、

良心的だね、ここにしようとお願いすることにしました。

お会計も済んで、モーテルのおばちゃんが時間を気にしている様子です。

何度も壁時計を指さしたりしていました。

???

何を伝えようとしてくれているのかな、

おばちゃんは「ラスベガスから来たの?」と何回も聞いてくれて、

「イエス」と答えると、

ラスベガスとザイオンは1時間違うよ、」と丁寧に教えてくれました。 

ザイオンは山岳地帯なのでラスベガスより1時間進んでいたんですね。

地球の歩き方にもちゃんと書いてあるのに気づいてませんんでした。

お部屋の前にて。何かポーズやりたくなっちゃうんです、命

お部屋は平屋で、少し年期が入ってたように思いましたが、

昨日泊まったルクソールのカジノホテルと比べちゃだめだよね、と。 

ただ、モーテルは大型ホテルと違って、お部屋の前や近くに車が停めれるのが超便利ですね!

気軽にお買い物へ行けたりします。

一息ついて、モーテルの周辺地に散策に出ました。

周辺を散策してみよう

ザイオン国立公園の周辺は整備されていて、

栄えてるかんじではないけどお店がいくつかありました。

この先にお店がぽつぽつあるかんじでした

周辺のお土産やさんはあんまりZIONって書かれているものは売って無かったような気がします。

なのでZIONロゴが入ったお土産は、ナショナルパークス内のおみやげを売っている所で買う方が良さそうです。

散策をしていると良さげなアウトドアの洋服のお店屋さんがあって、

そこにかわいいTシャツが売っていたので買ってみました。

このTシャツ。prAna、この時は知らなかったブランドでした。今は日本でも売ってます

後はモーテルの隣にあった食料品が売ってるお店でアメリカっぽい小さなリップ(チャップスティックみたいな香り)まだ旅の始まりなのにまとめ買いしてしまいました。

ついついおみやげという理由をつけて買ってしまいます。

お店の雰囲気がネイティブ風なおみやげやさん?かな、忘れてしまいました

アメリカのスパゲティにカルチャーショック!

そろそろ夕方、お腹が減ったのでご飯を食べようとしましたが

食べるところがほとんど見当たりません。

一軒のレストランを発見したので入ってみることにしました。 

少しうす暗い店内で、

旦那さんはチキンの料理、私はパスタを注文しました。 

チェーン店ではないレストランに入るのは初めてなので色々興味深々でした。

お店の店員さんが笑顔でどうぞ、と料理をもってきてくれました。

ん?? 

このパスタの横にあるのは何? 

もしかしてフランスパン? 

炭水化物に炭水化物?

その後、アメリカではパスタを頼むと必ずといっていいほどパンが添えられていたので、

セットなんだと理解しましたがこの初対面はびっくりしました。

「いただきまーす」 

ぐっ(!!)  

麺がべちゃべちゃでトマトソースもびっくり味!

(ソースは何と説明していいのかわからない味で、日本のトマトソースとは全くの別物という感じでした。見た目はトマトソーススパゲッティそのものだったので余計ギャップを感じました。)

がーーーん  

どうやら旦那さんのチキン料理の方は食べられる様子。

付け合わせのパンと一緒に普通に食べてました。

店員さんが「どう?」「グッド?」「お水いる?」と

とても親切にしてくれました。

店員さんも気にしてくれてたので頑張って食べねば!と頑張ったのですが、

半分ぐらいしか食べられませんでした。

最後伝票をもらう時に私が残してるお皿を見て、

「ノーグット?」とちょっと寂しそうに聞かれたので、

私はジェスチャーでお腹いっぱい、とアピールし、

「ぐっど」と伝え、店員さんは「良かった」みたいに言ってました。

あの笑顔のお姉さんにおいしくないなんて!絶対に言えなかったです。

まとめ

ザイオンの有名な見どころに気づかず、観光を終了させてしまいました。

アメリカのお土産は絵柄がかわいくて、

これから色んな国立公園のバージョンを見るのが楽しみです。

アメリカのスパゲッティの衝撃はカルチャーショックでした。

初めてのことがいっぱいな旅の始めは、まず慣れるのに精一杯です。

(宿泊先は現在ならホテル予約サイトで空き状況も立地も値段もすぐ比較できて当たり前です。

この旅行の2004年はスマホが無い時代で、泊るところを探すのも現地で一軒一軒当たっていました。

スマホの登場で旅のスタイルはだいぶ変わったな、と感じています。)

\ザイオンはこれらの本にも紹介されています
  • 地球の歩き方 世界の魅力的な奇岩と巨石139選
  • 死ぬまでに一度は行きたい世界の1000カ所 南北アメリカ編

ZION NATURAL HISTORY ASSOCIATION ZION NATIONAL PARK SPRINGDALE,UT 84767 1-800-635-3959 www.zionpark.org / POSTCARD 4×6 IMPACT @0.25,PIN GREAT WHITE THRONE$3.95,KEY CHAIN IMPACT SMALL$1.99

ZION OUTDOOR DOWNSTAIRS SPRINGDALE,UTAH 84767 CALL 435 772 0630 /CLOTHING SALES$21.99,TAX

次はカルチャーショックを受けたザイオンでの食事から一転、とっても美味しい朝ごはんと出会いました。朝ごはんで感動した後はペーパードライバーの私が緊張の運転でブライスキャニオンまで向かいます。その時の話はこちらです→「ザイオンで食べた美味しい朝食とブライスキャニオンへ緊張の運転」

★2012年に再びザイオンを訪れ、代表的なビューポイントから眺めることができました★

【今度こそ雄大な岩々の姿を!ザイオン】グランドサークル南半分ドライブ⑪
壮大な岩々のあるザイオンの一番有名なビューポイントへ今度こそ行きます。美味しかったレストランも再び。

★国立公園に最適な靴をご紹介★

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登山靴の機能性がありながら、街歩きにも使える靴。さらに天気を気にしなくてもいい靴。そんな一石三鳥みたいな願いが叶う靴を探しました。

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