アメリカ西地区の赤い台地が沢山ある地域に、レイクパウエルという人造湖があります。
そこを中心とした、ぐるっと円の中に国立公園がいくつもあるエリアをグランドサークルと呼んでいます。
グランドサークルを訪れるにはレンタカーを使うか、ツアーを利用します。
グランドサークルをぐるっと周るための旅行日数は通常大体1週間~なのですが、
私たちはグランドサークルの旅ではあまり訪れないGallup(ギャラップ)でターコイズのアクセサリーを探したかった為レンタカーを使い、
8泊10日でラスベガス観光&グランドサークルの南半分を周ることにしました。

今回は1話目の、日本からラスベガスのモーテルに着くまでです。
何だかスムーズに行かない工程になってしまいました。
飛行機出発までにトラブル
別々に羽田空港へ
2012年秋の話になります。
今回は羽田空港で旦那さん(F田パパのことです)と待ち合わせにしました。
飛行機が乗り換え地のロサンゼルス行き午前0:05発だった為、旦那さんは仕事帰りに羽田へ。
チェックインカウンターの集合は2時間前の22:05です。
私は家から出発しました。
家の近くの駅に着いてから、なぜか家の鍵を閉めたか猛烈に不安になってしまいました。
一度気になってしまったら頭から離れなくなってしまった為、一度家に戻ることにしました。
タクシーで帰り、鍵がかかっていたことを確認し、再びタクシーで駅まで。
何やってんだか・・
そんなかんじで焦って駅から予定の30分遅れの電車に乗り、
空港バスの乗り場まで向かいました。
これがまた、こういう時に限ってバスも遅れてやってきたため、一人そわそわ。
乗っていると、いつも大丈夫なのに気分が悪くなってきました。
朝から頭が少し痛かったが、洗濯、掃除。
生ゴミが出るのが嫌だから昼ごはんはお菓子。(栄養取りましょう)
いつも適当にやっている排水溝やら何やらを、臭くなると嫌だ。と出発前にバカ丁寧に気合いれて掃除しました。
慣れないことをして、バタバタしてたもんだから何だか調子がくるったっぽい。
羽田空港で具合悪くなる

羽田空港に着き、痛み止めの薬を飲むが、気持ち悪いのが治らない。
このまま具合悪かったら飛行機乗るのやめようかな、迷惑かけるのやだ・・
人がほとんどいないのをいいことに、椅子に横になることにしました。
旦那さんが空港のコンビニで酔い止めを念のために買ってきてくれたけど、
痛み止めとの併用ができない。ということで、
気持ち悪いの治らなかった時の為に、お守りとして持って行くことにしました。
しばらく寝ていたからか元気になりました。
しかし、旦那さんのシャワーを浴びる時間が無くなってしまって申し訳なかったです。
旦那さんはどうしてもアメリカに行きたかったのでどうにか良くなってほしかった。
と後で言ってました。
そして「出発前に慣れないことをするのはやめましょう。」と。
はい・・

飛行機に乗ることができました
飛行機はユナイテッド航空と全日空のコードシェア便だった為、
全日空機でした。
機内食を配ってもらう時に、
「Beef or Chicken?」ではなく、「機内食はいががなさいますか?」に
丁寧なサービスですなぁ~と改めて認識しました。
久しぶりの日系の飛行機だったので、和食があったのもうれしかったです。
この搭乗の時感動したのは、座席のパーソナルモニターの番組が豊富だったこと。
そしてロサンゼルス空港の乗り継ぎ案内も調べられたこと。
預けた荷物を一回ロサンゼルスでピックアップするのか?といつも疑問に思うので
事前に案内が出ていて助かりました。
その時の情報は、
~ロサンゼルス・トムブラットリー空港の乗り継ぎに関して~
到着後、1階の入国審査を受け、預け手荷物を引き取り、税関を抜けて
乗り継ぎ手荷物カウンターで手荷物を預け、ターミナル間接続バスでターミナルを移動し、チェックインカウンターでチェックインをします
とのことでした。
わかりやすい!!
その後、気持ち悪くなるここともなかったのですが、酔い止めの薬があると思うと安心しました。
ロサンゼルス乗り継ぎ

乗り継ぎのロサンゼルスに到着しました。
着いたのは時差の為現地時間で出発日の前日夕方6時過ぎ。
いつぞやの2004年の同じ乗り継ぎの時には、えらい混んでいて困ったこともありましたが・・
今回は乗り継ぎ時間が3時間ありました。
スムーズに入国審査が進みましたが、
ターミナル間の移動はバスは一本で行けず、乗り継ぎをしました。
それでも、カールスジュニアで夕食の時間を取ることができました。

ファンタストロベリーという味があったので飲んでみました。
ストロベリー味は初めて聞きました。
どピンク。
味は人工ストロベリーでアメリカっぽい味が楽しい。
余裕のある行動は何ていいのかしら~
と思いながらラスベガス行きの飛行機に乗りました。
ラスベガス到着

ラスベガスに着きました。
夜11時前ぐらいです。
ユナイテッド航空といえば、グレーのちょっと戦闘機みたいな雰囲気の機体だと思っていたので、違う柄でちょっと残念。
はしごを使って地上に一度降りれたので、機体と記念撮影している人もいました。
なかなかこんな近くで飛行機と写真撮れないですものね。

到着してすぐ、空港内にスロットマシーン。
ここで勝負するというより、暇つぶしを想定して設置してあるのかな?
ラスベガスならでは。

このネオン官もラスベガスっぽい。
この辺りもラスベガスキター!ってかんじで記念撮影している人多いです。
夜も遅いのにけっこうゆったり行動している人がいて自分らも何となくゆ~っくり移動しました。
さ、レンタカーを借りにいきますか。
レンタカーを借りる
ラスベガスでレンタカーを借りるのは2004年以来なのですが、なんだか変わった??
変わったと思ったこと
- 空港からレンタカーを借りる場所まで行くシャトルが、各社別シャトルから全員同じになった。
- レンタカーを借りる場所も各社ブースがあり、まとまった場所になっていた。
- 前はだだっ広い屋外から沢山の車種から選べたのですが、今回は駐車場のような場所から貸し出しで、車種も3台からと少なかった。
色々変わるものなのねぇ~。
予約は日本で取っていました。
フルサイズ、8日間利用で$479.58≒38181円でした。(円高!!)
受付カウンターで予約確認画面のコピーと、国際免許証、パスポート、日本の免許証も出してと言われたので出します。
予約日時とクラスを確認してサインをします。
その後移動して旅の相棒となる車を選びました。
今回はNISSANのアメリカ車種を選択。
モーテルに着けない・・夜の迷子に
レンタカー貸出場所を出発。
チェックアウトです。
パスポートを見せてと言われました。
今回予約したモーテルは空港に近いところを予約していました。
ラスベガス着の飛行機が22:41だったので空港から近い所がいっか、安いし。と。
ところが・・
出発したはいいけど、真っ暗で目指してる道が全然出てこない。
街頭はあるんです。
ただ、建物の灯りが無さ過ぎてどこ走っているのかわかりません。
まじで暗くてわからない!とウロウロしていたら、インターステートの入り口?みたいなところを逆走をして入ってしまっていて、
周りの車にクラクションで教えてもらって気づくという、一時危険な時も!!
完全に迷子になっていました。
この時のナビ状況ですが、
- レンタカーにナビは付けていない(節約の為)
- スマホはまだ出たばっかりぐらいの時(が関係してるのか詳しくはわからないけど)で、ナビに頼りたかったが、スマホのWi-Fi環境があまり良くなかった。
というわけでネット環境の地図は使えない、状況です。
頼りは、モーテルの地図を印刷した紙で、
とにかくその地図に出ている通り名を探しました。
夜にウロウロするのは厳しかったので、予約したモーテルは諦めて、どっか別の宿に泊まろうか、なんて思い始めました。
行ったり来たり、今自分たちはどこにいるのかもわからない状況で、奇跡的に紙地図に載っている通り名を発見し、目的の道の名前を道路標識で探しました。
目的の標識は信号についている大きいものではなく、立て看板みたいな小さなもので案内されていた為、こんなん、気づかないよぉ~やっと見つかった泣
道ってこんな小さい表示もあったのね・・と勉強になりました。
自分たちは大通りにモーテルが建っていると思っていたのですが、
実際は裏通りに建っていました。
(改めてグーグルマップで調べてみたら、レンタカー借りる場所から車で4分の場所でした。
それを30分以上迷子になりました。ナビがあればこんなこともないです・・ね。)
何とか到着できました
宿泊したモーテルは、
「Microtel Inn and Suites Airport South Las Vegas」というところでした。
(2023年現在は閉業しています)
マイクロテルインモーテルはキレイなモーテルでした。
ラスベガスにある宿ですが、カジノは無いです。他のモーテルでも見たことないですね。

着いて、スーツケースなど荷物を置いて、お部屋がきれいなうちに写真を撮って。
そして、まず一息。
出発日は長旅になるのでどっと疲れが・・
そこで今回導入したインスタント味噌汁です。
お部屋にあるコーヒーメーカーのお湯を使って飲みます。
これが、癒され感半端なかったです。
ハマりました。
少々コーヒーの残り香があるのは否めませんが、
味噌汁を飲むということがどれだけリラックスモードに体がなるのか体感したかんじです。

私はこの旅だけ、なぜか宿泊した宿をチェックすることに非常に興味を持っていて、
やたらとアメニティやら気になる点を調べてメモしていました。
なんなら旅行前から調べる箇所を空欄にしておいて、モーテルに着いたら書き込むというスタイルで調べる気満々でした。
- 宿名:Microtel Inn and Suites Airport South Las Vegas
- 鍵の種類:カード
- Wi-Fi:フリー
- セーフティーボックス:無し
- コンセント:5か所、日本と同じ形
- 冷蔵庫:有り
- ペン、メモパッド:両方あり(宿オリジナルを集めるのが好きなため)
- ハンガー:5本、アイロン台もあり
- アメニティ:石けん2個
- シャンプーリンス:シャンプーのちびボトル1個、リンスは無し
- ドライヤー:有り
- タオル:バスタオル×3、フェイスタオル×2、ハンドタオル×1
- コーヒーメーカー:有り
- カップとマドラー:カップ有り、マドラー無し
- 付近のコンビニ、スーパー:記載なし
- 朝食:記載なし
- 窓:有り
- その他気になったこと:電子レンジがあった
と、こんな感じで、自分が過去気になったことを中心に調べました。


基本朝食と私たちが呼んでいるのは、がっつり朝食ではなく、
モーテルの朝に用意されていることがある、ドーナツとかシリアルのことです。
朝。
マイクロテルインをチェックアウトしました。

外に出ると快晴でした。
そして、夜わからなかったマイクロテルインの外観を見ました。

中もきれいだったけど、外観もきれいだったんだ~

さて、セリグマン経由のグランドキャニオンへ出発します。
この旅程のまとめ
まずは出発前のどたばた劇です。
旅行に気合が入るのはいいけど、やりすぎて墓穴を掘らないようにしないといけないな。と痛感しました。
ロサンゼルスの乗り継ぎは余裕があった方がやっぱり安心します。
大きい空港なので、ターミナルの移動時間もかかります。
時間が余っていたら空港のショップを見学に行っても楽しいです。
ラスベガスの宿に関しては、ナビがちゃんとしていれば、
あまりわかりにくい宿だったとしてもたどり着けると思います。
ネット環境は整えておいてくださいませ。
Microtel Inn and Suites Airport South Las Vegas/ 55E Robindale Rd Las Vegas,Nevada 89123 /227-32500
6197円
次回はグランドサークルドライブ1日目、ラスベガスを出発してルート66を走り、グランドキャニオンまで行きます。途中アメリカの素敵な街並みを写真に撮りながらだったので寄り道をしてばかりでした。
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