2012年秋に訪れたグランドサークルの南半分をぐるっとドライブした話しの続きです。
ドライブで訪れたのは以下のような行程となりました。

今回はドライブ4日目、ギャラップからグランドキャニオンのヤバパイロッジに忘れた携帯電話を探すこと、
その後モニュメントバレーへ向かうところまでです。
事前に連絡した時に携帯電話はなかったと言われていましたが、
自分でお部屋を探させてください。と直談判しないといけないかも・・
と頭の片隅で思いながらヤバパイロッジへ向かいました。

ギャラップからグランドキャニオンへ
8時過ぎ、ギャラップを出発します。
グランドキャニオンまではまず、フラッグスタッフの街を目指して一気にI-40を走ります。
この辺りは昨日真っ暗な中走ってきたので、こんな景色だったんだ~と思いました。

鹿のマークの標識がありました。
昨日は気づかなかったけど、この道も動物が横断したりするんだ・・
何もなくて本当に良かった・・と思いました。
あんな真っ暗な道で突然動物が出てきたらと思うと背筋がぞっとします。
I-40を西方面に走っていると、右手にブルーの恐竜のオブジェがぽつんとありました。
(何で恐竜のオブジェがあったのかその時はわからなかったのですが、近くに「メテオクレーター」という大きさ世界第二位のクレーターがあり、恐竜絶滅と関係があるからあそこにオブジェがあったのかぁと思いました。ほぼ完ぺきな隕石孔が残っているそうです。
メテオクレーターについてのトリップアドバイザーのページはこちら
日本経済新聞の「克明に分かった恐竜最後の日 小惑星衝突の一部始終」のページはこちら
地球の歩き方 すごい地球!の本にも「ミーティアクレーター」の名で紹介されています。)

フラッグスタッフまで順調に来たので、ちょっとしたお店が集まっているところでお昼ご飯を調達し、
グランドキャニオンのヤバパイロッジまで一気に向かいました。
昨日通った時はすごいささわやかな道だ~とウキウキしていたのに・・
今日はヤバパイロッジが近づくにつれて、携帯が無かったらどうしよう・・と不安がうずまく気持ちで通りました。
ヤバパイロッジで忘れた携帯、ありました
正午ごろ、ヤバパイロッジに着きました。
忘れ物をして・・みたいにチェックインカウンターで伝えると、忘れ物はこちらに保管しているのでこっちに行ってね。と言われました。
(2024年現在、それがどこだったのか詳細な場所を覚えていなくて。グランドキャニオン鉄道があるあたりだったのですが。)
車で移動します。
言われた場所に来ました。
そこで、泊まった日や部屋番号、名前などを伝え、セルフォンを忘れた、と言いました。
パソコンを操作しながら、タオルは忘れ物として保管しているけど・・と昨日の夜電話した時と同じことを言われました。
どうしよう・・
どんな色?とかメーカーは?と聞かれ答えましたが、そのような忘れ物は登録されてないと。
ないよ、ともう終了されるのかな、とドキドキしていました。
対応してくれた方はとても親切な方で、(たぶん)清掃した人にも電話で連絡を取ってくれました。
すると!!
なんだか英語はわからないのですが、電話している声色と表情が変わり、
「セルフォン、あったよ」みたいな英語が発せられました!!!
!!!!
対応してくれた方がやったね、みたいに言ってくれ、
裏に行って、タオルと携帯電話を持ってきてくれました。
「ベッドの横に忘れてあった」みたいなメモが貼られていました。
お手数おかけしましたーーーーー!!!!!
保管してあったのになぜ「無い」となっていたのか、の答えは、
忘れ物はタオルの方でデータ記録に残っていたので、まさか2つも忘れ物があるとは思わなかった。とのことでした。
来て良かったーーーーー!!!!!
そんなこともあるのか、諦めなくてよかった、と思いました。
ホテルの清掃の方にも感謝、電話までして探していただいた対応していただいた方にも感謝です・・
モニュメントバレーへ向かう
グランドキャニオンからまずはキャメロンという街を目印に進みます。
モニュメントバレーまでは3時間半ぐらいで着く予定です。
すでに朝から運転して、忘れ物を受け取って・・
旦那さんは少し疲れています。
でもモニュメントバレーの宿は日本から予約していたので、どうしても今日モニュメントバレーまで行きたい。と頑張って運転してくれました。

あぁいい景色
上の写真のような景色がず~っと続きました。
そういえば車内の音楽も昔から進化しました。
昔はCDを日本から持参して聞いていたのですが、今回は旦那さんのスマホに入っている音楽だったので
「この曲もう何回も聞いたね」みたいなことはなかったです。
ドライブ旅行も時代とともに少しづつ変わっていくのをまた感じました。

だんだん台地の色が薄茶系に変わってきました。
何気にこういう道の横にある岩がグラデーションだったり、ときれいだったりします。
順調に進んでいると、目の前に黄色のスクールバスが走っていました。
私たちの車はちょうど追い越し禁止の区間で、スクールバスの真後ろを走っていました。
たしかスクールバスの注意点があったはず、と思い出し、「地球の歩き方 アメリカ・ドライブ」の本で調べました。
以下、一部大事だと思うところを抜粋させていただきました。
スクールバスに注意
前方を走っている黄色いスクールバスが停車して、赤いフラッシュライトが点滅を始めたら、後続車はその場で停止。
また、スクールバスが対向車線にいてこちら向きにとまった場合も、スクールバスの側面から”STOP”という一時停止標識とそっくりのサインが出てくるので、これも停車しなければならない。
学童の乗降が終了し、スクールバスのフラッシュライトや”STOP”サインが消えてバスが動き出すまでとまっていること。
ただし、中央分離帯で区切られた道路の反対車線にバスがいる場合は、車をとめる必要はない。
アメリカドライブ旅行には紙の本が私は良いと思っています。
いざという時紙の方が必要な情報を探しやすい&ネット環境に関係なく読めるというのが最大のメリット。
ぜひ、ドライブ中は車に置いておくのをおすすめします。

この栄えていたところは、ガソリンスタンドや食事ができるチェーン店がいくつかありました。
ゆっくり進める日程だったらきっと一休み入れるのにぴったりな場所だと思います。
・・オレンジ味の光が少し混じり始めた頃、ケイエンタを通り過ぎ、モニュメントバレーまであと少しのところまできました。

この道はほんとにいい道です。
前もそうだったけど、だんだんテンションが上がる道なんです。
そろそろ、モニュメントバレーが近づいてきてる!!とワクワクします。
そんなワクワクする道で聞く曲は、まさしくこの樋口了一さんの「1/6の夢旅人2002」がピッタリ!!
今回はこちらの素敵曲をリピートしてモニュメントバレーまで行きました。
最高です。
こうして、旦那さんの頑張りにより・・!
何とか夕日前にモニュメントバレーに到着しました。
まとめ
まずは、携帯電話が無事見つかって本当に良かったです・・
そうそう2つも同時に忘れ物する人はいないとは思うのですが・・
もしも私のように忘れ物してしまった場合、行ったら見つかることもあるかもしれないです。
私たちは今回、戻る時間と足があったことが不幸中の幸いでした。
そしてツアーではなく、個人でレンタカードライブだったので戻ることができました。
ツアーとかだと一人戻ることはできないと思うので、もしも忘れ物した時はすぐ添乗員さんに相談してください。
私が昔パスポートをホテルで落とした時はツアーでの旅行中で、自分で取りに戻ることがほぼ不可能だったので、添乗員さんがいなかったらと思うと恐ろしかったです。
今回のこの忘れ物という出来事で改めてツアー旅行との違いを感じました。
個人旅行はトラブルも自分で対処、解決しなくちゃいけないからそこは大変だけど、自由に周れる。
ツアー旅行だと自分がここ行きたいな~と思うところがあっても難しいけど、何かあった時は頼れる添乗員さんや現地スタッフさんがいる。
これはどっちも良しあしがありますね。
どっちの良い部分が大事かが選ぶカギになりそうですね。
もしもですが、私ひとりでグランドサークルを旅するならツアーにします・・自分では気を張って旅しているはずなのに、よく何かが起きるので・・
VAN FUELS
次はモニュメントバレーの話です。昔見た美しい夕暮れをもう一度この目と写真として残したいとやってきました。この旅で一番来たかった場所でした。
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