アメリカの旅の終わりの時がきました。後は日本に帰る飛行機に乗るだけ。
季節も夏から秋に移ろいでいました。
2ヵ月半ぶりに日本に帰ります
帰りは空港まで友人さんに送ってもらいました。(最後の最後までお世話になりました。)
予定通りの時間で飛行機は日本へ飛びました。
日本に着いて飛行機を降り、ロビーの、日本の空気を吸った瞬間。
帰ってきた・・。懐かしいこの感じ。
やっぱり一番しっくりくる空気はここでした。
帰りの道で道路標識が同じ青に白文字なのに、漢字で書いてあることや左車線を走っていたりと若干変な感じはしたけど、5分も眺めてたらそれが普通になりました。
久しぶりの日本でのご飯、というかお米。美味しすぎてやばかったです。
スパゲティも何て美味しいの・・食は日本がやっぱり一番美味しいです!!!
写真データが無かった話
帰国後、そろそろ写真をプリントしよう。一体何枚になるんだろう。
私のデジカメで撮った写真をコピー機からまずメディアに移そうとしました。
あれ?データが無いな。
何度も手順通りやっても何も出てこない。
え?!うそでしょ?!え?え?
とりあえずメーカーに相談してみよう。
メーカーさんは本体を送ってください、コピー機を復旧にかけてみます。と言ってくれました。
そして数日後。
告げられたことは受け入れることが困難な結果でした。
何もデータが無いです・・
えぇぇぇぇぇうそおぉぉぉ
電話口で話しながら私の脳裏に映し出されていたのは、毎度メディアからコピー機に移して「コピーシマシタ」と画面に出てくる文字。
コピーしました。ってちゃんと出てたじゃん・・
何で??
え?じゃぁ2ヵ月半の旅のほとんどの写真もう見れないの?
あ・・アムトラックの乗務員さんと撮った記念写真も・・
無いものはどうしようも出来ず、結局何もコピーできていなかった機械がディスクを新しくして返ってきました。
この時の私は、メディアが復旧できる。
ということを知らなかったのでデータの復旧をしませんでした。
もしも、この時点で復旧に出していれば、全部は無理でももう少し写真が残せたかも。と思うと無知が悔しくて仕方ないです。
復旧のことを知ったのはアメリカ周遊から数年経っていたのですが、いちるの望みをかけて復旧に出しました。
周遊後に写真を何度も撮っていたので、データが上書きされていて2004年の写真は残っていませんでした。
そっか。すぐ復旧に出していれば良かったのか。
悲しかったけど、私と同じ思いはしてほしくない。という気持ちはずっとあるので、
もしもメディアに何かあったらすぐ使用を中止し、予備のメディアに切り替えて欲しい。
そして何かあったメディアは、すべてのデータが無事かはわからないけど、でも、復旧に望みをかけることができます。
ちなみに、今カメラやビデオカメラで使われている規格はSDカードですが、アメリカより日本の方が安かったです。
お土産が充実している国立公園でも販売しているのを見かけましたが、割高な印象です。
日本のメーカーのものは特に高かったので、出発前に予備カードを準備してを持って行くと良いと思います。
帰国後のトラブルはまだあった
以前、ニューヨークの話の時にも書いたのですが、旅が始まって1か月もするとお土産が増えてしまいスーツケースに入らなくなりました。
なので旅の丁度中間地点のタイミングで一度、荷物を段ボール箱につめて日本に送りました。
荷物を送るのにはお安い船便にしました。
帰国のタイミングと同じぐらいに日本に荷物も到着する予定でした。
ところが、荷物はその後何日も何か月たっても届きません。
問い合わせしなければいけなかったのですが、英語で何と言っていいのかわからず、結局荷物が無事で、いつか届くことを願うのみとなっていました。
そして、6か月経った頃、突然家に段ボール箱が届きました。
何て嬉しかったか。
おかげで1か月かけて周った国立公園のキーホルダーやピンバッジ、ニューヨークで買ったものなど失わずに済みました。
写真データが無くなり、私たちの旅の記録でもある集めたお土産が残っていてほんとに良かったです。
何が起こるかわからないものですね。
アメリカ周遊を終えて
日本に帰国後一週間ぐらいは何かぼーーっとしてました。
スーツケースもそのまま、何もしませんでした。
その後徐々に働かなきゃ、とお仕事を探しました。
お土産を渡すがてら写真を田舎のおじいちゃんおばあちゃんに見せたら「アメリカはこんなに土地が余ってるのか~」と、見渡す限り何もない所を撮った写真を見て言ってました。
会社の先輩たちに写真を見せた時に「ザイオンの良さが写って無い」とダメ出しをされました笑
そしてみんなから同じことを聞かれました。
「どこが一番良かった?」
この答が非常に難しい。
中々答えが出なくて「しいて言うなら旅の始めに見たブライスキャニオンかモニュメントバレーかなぁ~」
なんて言ってたけど、正直言うと、どこも素晴らしくて感動的な場所でした。
アメリカを周遊したら何か変わるのか?変わるかも!と出発前は思っていました。
劇的に何かが変わった!というのは特に思い当たらないけど、
グランドキャニオンの壮大な景色や、イエローストーンのモーニンググローリープールの色の美しさなど、テレビや写真で見るより目の前に迫ってくる姿はもっとリアルで美しかったです。
そんな心に残るものができたことが一番良かったと思っています。
若い時の勢いで決行した旅でしたが、そんな時だからこそ出来た旅だったのかもしれません。
今でも「いつかまた再現してみたい」と思っています。
アメリカ周遊して感じた ベスト3集
秘境を感じた所
心に焼き付いた赤い大地
テンションUP!楽しかったスポット
一度行っただけでは周りきれなかった所
ベストショッピングスポット
ベストスーパーマーケット
また食べたい食べ物
飽きちゃった食べ物
- 田舎町のガソスタで残っているのはターキーのサンドイッチばかり
- ジュース
- スパゲッティの横や上にあるミートボール
中々食べれなかったもの
- 甘くないお茶
- 日本食
- 温かい野菜
日本食持って行けばよかった
- お茶の粉
- お米
- インスタント味噌汁
カルチャーショックだったこと
- トイレが少ない
- ペットボトルや缶のアイスティーがことごとく甘かったこと
- ホテルの値段が一人頭でなく、一室代金だったこと
トラブル
気を付けてたこと
- お店に入ったら必ずハローと言う
- 言葉が通じないのでジェスチャーを大きめに
- 街中で観光本をあまり広げないようにしていたこと(犯罪に少しでも巻き込まれない為)
最後に
アメリカを一周するにはまとまった日数が必要なので、働きながらお休みを取るのは結構難しいです。
その場合は地区ごとに分けて周ってみたり、
メインの1都市を決め、プラス1都市するのも周遊です。
どこから行こうかな?と思ったら私はまずは本屋さんへ直行します。
コロナ渦後ですが、まだまだ海外旅行のコーナーはコロナ渦前より縮小してる感は否めませんが、まずわくわくしに行きます。
「地球の歩き方」はどこの本屋さんでも置いてあります。
パラパラと眺めて、ここ行ってみたい!という場所があったら、詳しい都市や地区ごとの本を買ってみてください。
地球の歩き方以外にもたくさんの会社さんがガイドブックを出しています。
ガイドブックによってコンセプトが違ったりするので楽しいですよ~
紙のガイドブックを、たま~に眺めながら思い出の旅を振り返ったりできるので、旅行後何年かした時に改めて残しておいて良かったなぁなんて思っています。
アメリカ周遊の話はこちらで以上となります。
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